【アニメ映画】ゲド戦記
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どっかのファンタジー的世界。王の息子が父殺しをやって逃走。魔法使いのゲドは、彼と旅をすることになる。
ゲドの旅の目的は、世界の均衡がなぜ崩れつつあるのかを調べることだった。
とにかく気になるのは、内容よりも「ジブリ」という組織のことだった。
偉大なクリエイターのつくった会社が、そのクリエイターが亡くなった後も作品をリリースし続けるということは、ある。
たとえば、確か藤子プロや石ノ森プロはマンガを出し続けているし、手塚プロも、ブラックジャックを若い作家に描かせるなど、大胆な試みで話題になってもいる。
もちろん、マンガとアニメの製作現場はまったく違うのだろうが(しかもリーダーたる宮崎駿監督はご存命ですが)、
それにしてもジブリというのはどういう組織なのか?
ということに、野次馬的な興味を引かれざるを得なかった。
なぜ、実績もない息子に監督を任せたのか?
そして、予想どおり駄作になってしまったのはなぜか?
たとえば息子が単なる御輿にすぎないとしても、スタッフが職人揃いならここまで面白くない作品ができるというのも不自然な気がするのだ。
逆に、宮崎駿の監督としての重要性がその不在によって浮き彫りになるという、妙なことになってもいる。
いや、もしかしたら宮崎駿が、自分抜きではひとつも回っていかないような独自の生産体制を築き上げてきたのかもしれない。
だとしたら、ビジネスでやっているなら自分がじょじょにリタイヤしていく過程で組織改変はしなければならないはずだし。
そんなこと考えていても、アニメの製作現場にまったく無縁は私には知るよしもないのである。
それにしても、組織論の時代だと思う。
サッカーのW杯にしても、やはり組織の問題が取り沙汰されていたような気がするし。
そういう意味では、皮肉にも象徴的な作品になってしまったような気もする。
好きな人には悪いけど。
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