「皆さんの記事の書き方を知りたいな」
記事の書き方
1. 記事を書くモチベーション
二つあって、それは最終的に一つに統合される。
・書きたいことがあるから、書く
・だれかの意見に対するカウンターとして
上はそれ以上つけくわえることは無し、
下は、たまたまあまりにも自分の意見と違いすぎる意見を読んでしまったときに、リンクして反論、っていうかたちではなく「私はこう思う」みたいな感じで書く。
相手先をリンクしないと読んでる人も問題意識が半分くらいしかわからないと思うのだけど、いったん読んでしまうと反対意見を言いたくてしょうがなくなるので、つい書いてしまう。
そして、二つは両方とも「自分の言いたいこと」ではある。
なお「だれに向かって書くか」だが、
これは「自分の意見を理解してくれそうな人」とはひとまず言える。
自分の文章力の限界として、何かをわかっていない人にわかってもらうということはたぶんできないだろう。
だからだれかを説得するとか他人の考えを変えるとか、そういうことは思わない。
ただ、ある程度同じような考えを共有している人に対してどのようなことは言えるかを考える。
このようなスタンスだと、議論、議論の連続という苦痛は避けられるが、「同じような考えだと思っている人が、ある局面ではまったく違っていたことがわかる」という、じわじわとした苦痛をたまに味わうことはある。
2. 記事のタイトル
いちおう考えるけど、最近はくだらん釣りタイトルもよそで目立つので、どうでもいいっちゃどうでもいい。
タイトルだけで釣りになりうるかどうか、というと、なると思う。1回、タイトルだけでどっかのニュースサイトからリンクされて「タイトル負けだ」って批判されたことがある。
もちろん、タイトルは後から考える。テキストのタイトルとは帰納的に導き出されるというか、そういうものだろうと個人的には思うが。
3. 記事の書き始め
レビューの場合は、フォーマットを決めているのでとくに考えない。作品タイトルなどを間違えないようにするだけ。
雑文のようなものの場合は、電車に乗っているときなど漠然と考えていることを打ち込むから、書いているときから結論はほぼ決まっている。
っつーか、学校の作文の授業の時に「すぐに書き始めずに、何を書くか考えてから書きなさい」って教わったことは本当で、勢いで書くよりそっちの方が簡潔に書ける。
インチキポエムのようなものは、書き出しからとくに何も考えない。オチから考えて書くということはない。
必要にせまられればパソコンの前に座れば何かしらは書けるが、それが果たしてOKなものかどうかはブログの場合、だれにもわからない。ダメ出しする編集者がいるわけじゃないからね。
4. 記事の構成
自分がいちばん書きやすいフォーマットでしか書かないので、とくには考えない。
もしも文字数が決められているとか、書き慣れないフォーマットで書くなどの縛りをもうけるなら、それなりに考えることが必要だろう。
ブログの文章の場合よほど書き慣れていないと、構成を凝ったり構成ありきで文章を書くと、変な「天声人語」みたいになってしまう。そして「うまいこと言った」完結性だけが浮き上がり妙なことになるなあ、とは思う。
小見出しは、長文のときは付ける。
行替え、行間を空けるなどはまったくしない人もいるが、よほど文章に自信がないかぎりやらない方がいいと思う。
節ごとの行間は、かなり意識して空けている。確かめたわけではないが、ネットの場合5〜6行のカタマリとして、モニターで文章を視認しているのではないかと思うので。
5. 記事の推敲と校正→アップ
ひとつのテキストは、ひとつのカタマリとしてそのままアップする。
本当は1日寝かした方がいいから、アップしてから翌日推敲することもある。
まあそれでも文章自体が大幅に変化することはないが。よっぽど後で後悔した場合は、テキスト自体を削除してしまうことはある。
6. 記事を書く場所
ブラウザにいきなり書くことが多い。
けっきょく自分にとって「構成」とか「文章の推敲」というのは、文字数が決まっているときにものすごく必要なものであって、そうでない場合はあまり必要がない。
7. その他
文中リンクは、いちおう参照程度の意味で付ける。
過去ログに関しては、自分は「読み返して面白い文章」を心がけているのでやたらリンクさせてはみているが、効果があるかどうかは今だにわからない。ネットの文章の寿命は1〜2日で、本当は何の効果もないのかもしれない。
トラックバックは、エロトラバみたいなものばっかり来てロクなのがない。
コメントに関しては、やりとりでよほど面白くなりそうなら新たに記事を起こす。そうでない場合はコメント欄で済ます。まあ、それほどコメントないからなー。
いやー思ったほど面白い文章にならなかったなー。まあ書くときの「形式」について書いているから仕方がないよね。と言い訳。
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コメント
回答どもです。
考えを共有している人への問いかけなら議論は避けられますが、それだけだとちょっと残念。そして、実は同じだと思っていたのに!というボディブローもジワっと効きますね。
フォーマットを自分で決められるのが、ブログやサイトの利点かもしれません。
投稿: lastline | 2006年8月 2日 (水) 12時15分
わざわざコメントありがとうございます。
参考になればいいのですが……あまり面白いことが書けなくてすいませんでした。
投稿: 新田五郎 | 2006年8月 3日 (木) 05時42分