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・「パチスロ7Jr.」8月号(2006、蒼竜社)

5月号から原作:鶴岡法斎、作画:宮塚タケシ「ヤマアラシ 〜クロスオーバー〜」が始まっている。
長期連載だった「ヤマアラシ」が一段落し、同じ街を舞台にして違う登場人物たちが新たに出てくる。

で、今回で連載は4回目である(感想が遅くなって申し訳ないです)。

就職浪人が決定し、スロプロを目指すことを決心したトシユキ、トシユキの彼女・ジュンコ、そして癌を宣告され、抜け殻のようになってしまった元サラリーマン・小野寺。
どうやらこの三人が織りなす人間模様が、この連載の主眼になるらしい。

4回続けて読んでみたが、前回と同じ舞台で同じテーマで、前回のキャラとかぶらない新キャラクターを三人も出しているのに感心。
さらに、第4話の今回は前シリーズのキャラクターと新キャラクターがからむことになり、前シリーズを知っている読者は「おっ」と思うし、もし知らなくてもストーリーに支障がないことになっている。

主人公のトシユキは、スロプロ志望というか新人スロッターであるため、前シリーズの主人公・堀田とは違ったスロットに関する悩みが読めることになるかもしれない。

第3話で、「一日中独り相撲して空回りしているだけだった」という描写、私はスロットやらないんでアレだけれども、ホントに一般的にそういうことあるからねえ。なんかすごい「あるある!」と思ってしまった。

「スロット」ってまあ当然かもしれないけどゲームですよね。そのゲームに関わる人の「人生」がどうなっていくかっていうのが、たぶんテーマになると思うんですよ。今後とも期待したいと思います。

来月号は、8月10日発売。

「パチスロ7Jr.」3月号(「ヤマアラシ」最終回)(2006、蒼竜社)感想

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