« ・「コスプレ・アニマル」(1) 栄羽弥(2004、講談社) | トップページ | ・「とっても!ラッキーマン」全16巻 ガモウひろし(1994〜97、集英社) »

・「コスプレ・アニマル」(2) 栄羽弥(2005、講談社)

[amazon]

たぶん「デザート」連載。
19歳のリカのだれにも言えない願望、それは高校時代の制服でHすること。
出会い系で知り合った男子高校生・ハジメとの恋愛でソレも実現、二人はどんどん親密になっていくのであった。

ノブレス・オブリージュとして2巻も読んだ(まったく、何様だオレは)。
しかし、どうも作者の人間像がつかめん。いわゆるオタク的・腐女子的な妄想に無限に近づきながらも、どっかが違う。
「ノンケ殺しの魔性のゲイ」なんてのが出てきて、男の子同士のキスシーンも出てくるし、制服に対するこだわりもちょこっと出てくるけど、最終的には「ヒロインにとって、自分のセックスが快感がどうか」に欲望が収斂していくところが違うんだろうな。

制服ネタよりも、普通の三角関係とかの方が自分は面白かったりする。
アラタっていう、ハジメの親友が出てきて、リカに何かとつっかかってきて、本当はリカのことが好きだということがわかるんだけど、この辺はレディースものとしてうまい。
普通、こういう「主人公やその仲間が変わった性癖を持っている」というパターンの場合、「うる星やつら」みたいに、キャラ付けの基本ラインは共通していて属性が違う変わり者が倍々ゲーム的に増えていくのがパターンだけど、
本作の場合は「ノンケ殺しのゲイ」はただ出てきただけで、むしろハジメの幼なじみでリカに対してやけにつっかかる、という性格のアラタは別にヘンタイでも何でもないという妙なことになってる。
いや、むしろそっち方面だけでお話を進められる作者だと思うんだけどね。

少し辛いことを言うと、「旅館の高価な壺を割ってしまったために、とつぜん若女将をやることになる」という話のVol.4が、あまりにも意外性が無かったことは付け加えておく。ただ着物が描きたかっただけかな?

|

« ・「コスプレ・アニマル」(1) 栄羽弥(2004、講談社) | トップページ | ・「とっても!ラッキーマン」全16巻 ガモウひろし(1994〜97、集英社) »

マンガ単行本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165886/10714405

この記事へのトラックバック一覧です: ・「コスプレ・アニマル」(2) 栄羽弥(2005、講談社):

« ・「コスプレ・アニマル」(1) 栄羽弥(2004、講談社) | トップページ | ・「とっても!ラッキーマン」全16巻 ガモウひろし(1994〜97、集英社) »