【映画】女番長 玉突き遊び
THE 女番長(スケバン)全開ガールズパワー(ラピュタ阿佐ヶ谷)
1974年、東映京都
監督:関本郁夫、脚本:松本功
出演:叶優子、藤山律子、成瀬正孝、衣麻遼子、菅貫太郎、白石襄、安部徹、広瀬義宣、大泉滉
敵対するスケバンとのタイマン勝負で少年院に入った今日子(叶優子)は、2年の歳月を経て出所。かつての仲間とグループを再結成。暴力団と十億円の密輸ダイヤをめぐり争奪戦を展開する。
……っつーことで、楽しい時間は終わり。「女番長」シリーズも本作で終わる。本作では主役級の杉本美樹、池玲子双方が降りてしまっていて、正直画面に華がないのは否めない。
また、何本も見続けてきたがシリーズの新鮮さが薄れてきていることも事実で、本作自体は北斗の拳やドラゴンボールの終盤、ウルトラシリーズにおける「ウルトラマンレオ」などと同じように、定型パターンの生命力が失われる寂寞たる印象を持つ。
ただし、プログラムピクチャーの脚本としては非常によくできている。たとえば「十億円のダイヤ」は、本来ライバルスケバンの方の因縁で出てきたものなのだが、それに対する今日子たちの関わり合いの過程なんかは、マンガ家とかシナリオライター志望の人なんかは観て勉強になるかもしれないですよ。まあそもそもよくできたプログラムピクチャーってそういうもんだけどね。
「スケバンには、明日もあらへん。昨日もあらへん。あるのは今日だけや。」は、確かに名言ではある。
製作背景などについてはこのページがまとまっています。
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