【映画】男たちの大和/YAMATO(2005、日本)
監督:佐藤純彌
大和の乗組員だったじいさんと、彼の上官(だか先輩だか)に育てられたという女性が、戦後亡くなったその上官の供養のため、戦艦大和の沈んだ地点まで船で行こうとする。
そこに、回想で戦時中の大和の話が入る。
ミリオタではない私としては、前半部の大和の甲板や中をいろいろと見せるシーンは興味深かったが、プロットとしてはありきたりでテレビの2時間枠ドラマのような感じ。
また、おそらくはディティールを詰めてはいるのだろうが、その反面「これはありえないだろう」というような人間ドラマ部分が気になってしまう。
たとえば、「明日絶対死ぬ」と思っている兵隊たちが狂乱してケンカになるところを、長嶋一茂が「今の日本はだれかが犠牲にならないと目が覚めない。だから死のう」と言ってその場にいる人間が納得するというのは、見ている方の納得がいかない(笑)。
あるいはまた、大和沈没の際に助かって現代に生きる老人が、「むざむざと今まで生きてきた……」と言っているが、まあ戦後を生きた人の人生もそれぞれだろうが、戦後日本を支えた75歳くらいの老人が、自分の人生を全否定するようなことを言うだろうか?
まあそこら辺はいろいろと映画的にしょうがないとは思いますけどね。
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