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・「週刊少年チャンピオン」12号(2006、秋田書店)

板垣恵介「範馬刃牙」は、想像上の巨大カマキリと刃牙が戦っている。
藤見泰高、カミムラ晋作「サイカチ」も、クワガタムシ同士を戦わせるマンガ。
「昆虫バトルマンガ」が、2本も載るなんて少年マンガ史上、初めてだろう。
刃牙、「もうダメだ」と思ったが、少なくとも面白さの点では盛り返してきているように思う。
「サイカチ」は、絵がうまくなってきている。構図やアクションもカッコいい。

大西祥平、中里宣「涅槃姫みどろ」が新連載。ものすごく大ざっぱに言って、妖怪ハンターとか、魔太郎とか、そういうのを足したような怪奇もの。
おそらく原作者のシュミであろう、ひばり書房系の悪趣味怪奇マンガなどのテイストを現代風にアレンジしている。
読みきり時代には面白いプロットもあったので、期待できそう。

手塚治虫、米原秀幸「Damons」は、手塚治虫の「鉄の旋律」のリメイク。
このテの復讐ものは、米原秀幸の真骨頂だろう。前作はハジケなかったが、すぐに切り替えて初っぱなからかなり盛り上がってきている。

平川哲弘「モーターサイクルエイジ」は、読みきり。ボロボロのバイクをレストアしよう、というだけの話だが、秋田書店系の善きヤンキーマンガのテイストが短編ながら出ていて好感。

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